ツアー案内

京都府南部に位置する和束町(わづかちょう)は宇治茶の郷で、京都府内の茶生産量の約半分を生産しています。鎌倉時代から脈々と受け継がれ、生活とともにあるその生業の茶畑景観は素晴らしく、京都府景観資産の登録第1号です。また、「日本で最も美しい村連合」にも加盟しており、2015年には「日本茶800年の歴史散歩」として日本遺産にも登録されました。
田舎ならではの豊かな自然と、今も残る隣近所どうしのつながり、ふれあい。ここでしか見られない茶畑景観、ここでしか味わえない和束茶や食、ここでしかできない学び、体験をお楽しみください。様々な体験プログラムを組み合わせ、「オリジナルプライベートツアー」をご提案いたします。

個人向け

ご家族・ご友人など気の合う仲間で、気軽に和束町を楽しんでいただけるプランをご用意しました! 和束をより満喫したい方はぜひご参加ください。

茶源郷プライベートプチツアー

約1時間半のガイド付き茶畑景観ウォーキングで茶畑を見ながらご案内。景色とともに和束町や茶業の話を満喫した後は、その時期のおすすめの和束茶を丁寧にお淹れいたします。
和束町内和菓子屋さん謹製の、和菓子付き。
案内は日本語のみとなります。

  • 最少催行人数 2名~
  • 要予約(ツアー催行の2日前まで)
  • 料金:3,300円/1人あたり
  • 所要時間:90分
  • 茶畑景観ウォーキングを茶摘み体験に変更可能 ※季節によって変更できない場合がございますので、まずはご相談ください。
  • 7〜8月は熱中症予防などの為、お休みさせていただきます
親子で挑戦!なぞ解きウォークラリー

受付時にお渡しするコースマップを見ながら、親子でクイズやミッションに挑戦! みんなの力を合わせて、時間内に全てクリアできるかな。ウォーキングの後は和束荘で和束茶をご用意。茶畑を見ながら美味しいひとときを過ごしていただきます。ウォークラリー完了後には記念品をプレゼントいたします。(ガイドは同行いたしません)

  • 最少催行人数 親子1組~
  • 要予約(ツアー催行の2日前まで)
  • 料金:2,200 円(親子2名1組) 追加 お1人につき550円
    (お母さん・お父さん・お子様2名 計4名でご参加の場合 2,200円+550円×2名=3,300円)
  • 集合場所・時間:「京都和束荘」 10:00(午前の部)/ 14:00(午後の部) 所要時間約90分
  • クイズは年齢別に3パターンご用意していますので、お申し込み時にお選び頂けます(幼児向け・低学年向け・高学年以上)

団体向け

学校の校外学習はもちろん、ハイキングの会や、自転車・バイク愛好家、写真同好会、絵描きグループ、文化サークル、歴史サークルなど、たくさんの方が茶畑景観や自然、特産のお茶を求め、和束町を訪れてくださいます。
和束町活性化センターでは、原則10名様以上の団体様を対象に、ご要望に応じて様々な茶文化体験プログラムを組み合わせ、オリジナルツアーをサポートしています。お気軽にお問い合わせください。

茶文化体験プログラムについて

  • 最小催行人数 原則10名~
  • 要予約(ツアー催行の1週間前まで)
  • 料金:1100円~/1人あたり
  • 所要時間:60分~
  • 案内は全て日本語のみとなります
ガイド付き茶畑景観ウォーキング
和束町に来るならこれは外せない、茶畑の景観をめぐるプログラム。 暮らしの中に茶畑や生業が息づく風景で、「日本で最も美しい村」連合にも加盟している和束町。 少し歩くだけで茶畑に出会えます。 最も有名な山なり茶園の「石寺の茶畑」、パッチワークのような「撰原の茶畑」、1時間程度で緑を浴びながら茶畑景観を楽しめる「緑泉コース」など名所も多数。散歩程度の近場から、しっかりとしたウォーキングまで、ご希望に応じたコースをご案内します。
美味しいお茶の淹れ方体験
和束町で年間を通じて最も人気のある体験です。 最近はペットボトルやティーバッグが普及し、自宅に急須がない家も多くなってしまいましたが、丁寧に淹れた煎茶の美味しさは、乾いた心さえ癒すものです。 煎茶栽培に適した地形で、江戸時代から栽培されてきた和束町の美味しいお茶を、愉しんでいただきます。 お茶のインストラクターに淹れ方の説明を受けながら、自分たちでお茶を淹れてみます。日本茶のイメージが変わるかも。
お茶摘み体験
最もお問い合わせの多い、お茶摘み体験。 チャの木はツバキ科で、一年中緑色の茶畑の景色が楽しめますが、お茶摘みは 5 月~ 6 月、期間限定の楽しみです。 若々しい新芽のぷちぷちとした柔らかい手触りを楽しみながら、一芯二葉を摘んでいきます。 つい夢中になって、時間を忘れてしまいそうになります。 摘んだお茶の葉は、お持ち帰りいただけます。
手もみプレート製茶体験
オプション
お茶摘み体験の後のオプションとして。 ご自身で摘んでいただいた茶葉を使い、ホットプレートで製茶をする体験です。 摘んだ茶葉を蒸した後、揉みながら乾燥させ、煎茶を作ります。手づくりの味をお楽しみください (機械での乾燥を通さないので、数日中にお召し上がりください)。
抹茶の点(た)て方体験
抹茶を手軽に楽しみながら、点ててみませんか。 茶道は敷居が高いと感じる方も、誰でもご自宅で簡単に失敗なく、抹茶を味わうことができます。 その方法を、日本茶インストラクターが丁寧にお伝えします。 抹茶が出来るまでや、抹茶にまつわるお話を聞きながら、抹茶を点てて、いただく。これをきっかけに抹茶を身近に感じていただければと思います。
茶香服体験
茶香服(ちゃかぶき)とは、お茶の産地や特質を当てる遊びです。 茶歌舞伎や闘茶とも言います。歴史は古く、中国の宋の時代、抹茶の産地やお茶をたてるのに使った水の種類を判別しあって勝負する遊びから始まったとされています。 5種類のお茶の茶葉を見て、浸出されたお茶の水色・香り・味を感じて、そして勘によって、お茶を当てます。 5回飲み比べて、いくつ正解できたかを競います。
抹茶アート体験
抹茶に絵を描く、抹茶アート体験。抹茶を自分で点(た)ててみて、お薄のうえに絵や字を描きます。 茶せんで点て直せば、何度でも描くことができるので、小さなお子さまから年配の方まで楽しんでいただけます。 和束や抹茶のおはなしと、和菓子付き。抹茶は抹茶アートの後、美味しくいただきます。
お茶の飲み比べ体験
品種違いの飲み比べと、茶種の飲み比べができます。
品種というのは、たとえばお米でいうとコシヒカリなどのこと。流通しているお茶はブレンドされていることが多いので、品種毎に飲み比べられるのは茶産地ならではです。
茶種というのは、煎茶、ほうじ茶、玄米茶、抹茶、烏龍茶、紅茶などのこと。すべて同じチャの木からできること、ご存知でしたか?栽培方法や加工方法の違いで、違うお茶が生まれます。
茶道体験
お茶室で、または野点(のだて、屋外でのお茶会のこと)で茶道を体験してみましょう。 裏千家流の茶道のお点前(てまえ)を見学し、一服いただきます。 その後、抹茶を自分で点ててみます。 お菓子の取り方、お茶の飲み方なども学びます。 お茶会は亭主(もてなす側)と客(お茶をいただく側)の一期一会を大切にする時間です。 お点前の間は写真撮影などはせず、自分の目で見、釜の音を耳で聞きふわっと漂うお茶の香りをかぎ、舌で味わう。 五感のすべてを使ってその心を感じてください。
茶だんご作り体験
上から煎茶・ほうじ茶・抹茶味の「茶だんご三姉妹」を作る体験です。 和束町のお茶を使った特産品づくりに取り組み、「和束茶の佃煮」などで数々の賞を受賞している地元主婦たち、恋茶グループに教わります。 生地を丸めて、蒸して、でき上がったお団子はその場で食べてもお土産でも。

お昼ご飯のご用意や宿泊もお気楽にお問い合わせください

昼食
  • お茶を使ったお弁当

    和束のお茶を使ったお弁当、10名様よりご予約が可能です。 (内容は季節によって変わります)

  • 和束御膳

    京都和束荘にて、お茶を使用した重ね引き出し式の和束御膳をお召し上がりいただけます。 ゆったりと椅子席でお食事をお楽しみください。京都和束荘では、4名から会席料理もご予約いただけます。

宿泊
  • 京都和束荘

    2016年7月に生まれ変わった京都和束荘。ご宿泊では煎茶を浮かべたお茶風呂・お茶の会席料理、茶香炉、そして朝のお茶の一服など「お茶を五感で愉しむ」をコンセプトにしたおもてなしが味わえます。

    http://wazukaso.com/

農村生活体験(農泊)

山の頂まで広がる茶畑、四季折々の景色のなかで豊かに暮らす、和束町の人たち。生活体験では、子どもたちを家族の一員として迎えお茶の郷の仕事から、暮らしのすべてを共にします。夕食や朝食を一緒に作り、調理技術や食文化を伝えます。お茶の美味しい淹れ方を教えるなどお茶の奥深さを伝えます。台所の片づけ、風呂、布団の準備片付けも家族同様行っていただきます。
田舎での生活を共にすることで、子どもたちは何を見、何を感じるのか。受け取り方は千差万別ですが、ここ和束町が、みんなの第二のふるさとになってくれれば。そんな思いで行っているプログラムです。

  • 修学旅行や教育研修旅行の生活文化体験
  • 要予約(ツアー催行の 2 ヶ月前まで)
  • 料金:滞在時間によって異なります
  • 日程によっては受け入れできかねる場合もあります
  • 農村生活体験の規定などをお送りいたします
    充分にご理解の上、お申し込み下さい
お問い合わせ先 おかけ間違いのないようご注意ください
和束町で、みなさまのお越しを待っています!
お願い
  • 茶畑は私有地です!畑の中には無断で立ち入らないでください
  • 近くまで来て農業者を撮影しないでください、肖像権を守ってください
  • ゴミは必ずお持ち帰りください
  • 農作業の妨げにならないよう、路上駐車はご遠慮ください
    (和束茶カフェの駐車場をご利用ください)