宮さんの木工房

和束町の景色に魅せられて、木工のアトリエを構えて、はや10年。宮さんは、きっと和束町の誰よりも、和束の景色を愛してくれている人です。

木工の切り抜き肖像画にあらわれる木工技術は、『人生の楽園』に取り上げられたほどで、その持てる技術を「和束の森探検隊」に惜しみなく伝授してくれたり、京都和束荘の看板や棚を作ってくれたり。
あれも、これも、和束町のあちこちで、宮さんの手による木工作品が使われています。

工房は、緑の車が停まっていたら、「いるよ」の合図。
とても忙しい時でない限り、よく来たね、と迎えてくれます。

工房から見える和束長井の茶畑は、宮さんのお気に入りの風景のひとつ。
木工作家さんですが、実は写真も大好きで、今日はいい景色が撮れそうだと思えば峠に登り、雲海と茶畑の写真をパシャリ。四季折々の、美しい花の写真もパシャリ。
撮りためたいい写真を、嬉しそうに見せてくれます。

何を隠そう、このいいとこ和束～茶源郷～に載っている写真の半分近くは、宮さんが撮影してくれたもの。和束町の撮影スポットなら誰よりも詳しいのじゃないかと思います。
「宮さんの木工房 休憩室」は、今和束町ではどんな景色が見られるのかが分かる、うれしいブログ。

あまりにもお世話になっていて、頭が上がらないのですが、謙虚にも「和束に来たから、木工作家としてもやっていけたんや」と言ってくださって、それに甘えて私たちは、今日もまた宮さんに会いに行く。

宮さんの、木とコーヒーの香りのする、あの木工房。
和束町にお越しの際、もし緑の車が停まっていたら、ちょっと立ち寄ってみてください。
きっと宮さんが、大好きになるはずです。

詳しくは、観光スポットのページでご確認ください